勝てるテクニカル、勝てないテクニカルというものはあるのか?

昨今は、ネット上にはありとあらゆるテクニカル指標を使ったトレード手法が紹介されています。

ネット上では、どのテクニカルでもかなり簡単に儲けられるように書いてありますが、なかには一定のテクニカルは使えないという意見もあるようです。

それでは、多種多様のテクニカル指標あるいはトレードアプローチについて、勝てるもの/勝てないものとざっくりと切り分けることができるのでしょうか?

皆さんは、どう思いますか?

 

例えば、こんな意見があるかもしれません。

。。。一目均衡表は、世界で使われているから、機能する。みんなが意識するから、そこで相場が大きく動くのである。

。。。オシレーターは値動きを計算しただけのものだから、後付けに過ぎないので使えない。値動き自体すなわちプライスアクション自体を使った手法のほうがずっと有効である。

。。。エリオット波動は、使う者によって波動の解釈が違うので、再現性が極めて低い。一生かけてもマスターできるように思えない。

。。。ローソク足がすべてのテクニカルの中で最強だ。ローソク足のパターンだけでも勝ち切れる。

。。。チャートにラインを引いて、これをサポレジとみなしてトレードする方法は、個人差が大きすぎる。プロの真似をしても、全然勝てるようにならなかった。

。。。RCIは難しい。ある高額のスクールで1年近く練習をしたが、勝てるようになったのは一部の受講生だけで、自分は身につかなかった。

 

最後の意見を含め、ここに書いたことは、どれも実際に耳にしたことがある意見です。

どれも真実の一部を捉えているように思いますが、必ずしもそうではない部分もあるように思います。

と言うのは、個人的には、上記のどのトレードアプローチでも勝てることを経験してきているからです。

ローソク足のパターンによるトレード、一目均衡表の三役転換によるトレンドフォロー、ラインを使った押し目買い・戻り売り、エリオット波動の第3波狙いのブレークアウトトレード、そして、オシレーターとりわけRCIを使った順張り・逆張りと、どれでも的確に使いさえすれば猛烈に儲かります。

何を言いたいかと言えば、一定のテクニカルが良い・悪いというよりも、テクニカルは使い方次第だということです。

同じテクニカルであっても、使う人と使い方によって、パフォーマンスは大幅に異なってくるのが現実だからです。

よくあるたとえですが、トレーダーが料理人だと考えてみるのが良いでしょう。

上に挙げたテクニカルやトレードアプローチは食材です。まあ、包丁としてもいいんですが(笑)。

同じ材料を使ったとしても、素人が作るのとプロが作るのでは、まったく違う料理になります。

材料をどう使うか?、どのようにして仕上げるか?が大事なんです。

個人的な結論としては、テクニカルは、極論すれば、どれでもいいと思っています。

自分が信じられるテクニカルととことん付き合って、最高のアウトプットを生み出せるようになればいいのです。

それでは、ナイストレードを!

 

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