オシレーターは本数が命!? RCIの本数を3本→4本→6本と増やしていくとどうなるのか? 

15年超のRCIの実践を通じて、RCIの使い方が最も変わったのは使用する本数です。

最も初期には、よくある3本表示のRCIを使っていたのですが、これは相場にメリハリのあるトレンドが出ている局面でなければ取れないことがすぐに分かったので、早期に4本表示に移行しています。

3本を4本表示に増やすことによって、トレンドの押し目・戻りの終了ポイントがより掴みやすくなりました。

4本表示のRCIでは、短い2本が短期のトレンドを示し、長い2本が長期のトレンドを示すという視点が取れますので、バランスの良いRCIリーディングが可能になるのです。

4本表示はかなり長く使っていたのですが、2010年代に入ると相場の動きが難しくなってきたのに伴って、サインが出るタイミングが遅くなり、利食い損なうケースが増えてきました。

そこで、4本表示でも一部のサインの有効性は衰えていなかったにもかかわらず、その後は5本表示をしばらく試行します。

しかし、5本はあまり良くありません。

短い2本が短期で、長い3本が長期のトレンドを示すという視点だと、どうもバランスが悪いのです。

使いこなせないわけではありませんが、3本表示のときと同じような高度な裁量判断が必要だというのが5本表示の印象です。

そこで、6本に増やしました。

すると、短期とと長期のバランスが良くなり、あまり裁量判断を使わなくても再現性が高いトレードが可能となりました。

すでに4本から6本にくるまでに数千時間の検証を積み重ねています。

しかし、ここでRCI研究の旅は終わりませんでした(笑)。

6本→8本→9本と徐々に本数を増やしていって、最終的には10本表示のRCIシステムに落ち着いたのです。

10本表示のRCIが読み取れるようになれば、もう完璧です。

ここまで来れば、相場のほとんどの局面で漏れなく取れるようになります。

また、本数を増やすことによって、エントリー回数の違いが顕著になります。

4本・5本RCIだと3時間で1回しかエントリーできないところを、10本だと2回・3回エントリーして勝てるようになったりするのです。

皆さんもお手持ちのオシレーターで十分なパフォーマンスが出ないときは、本数変更にトライしてみたらいかがでしょうか?

そんなところからブレークスルーが生まれる可能性もありますよ。

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