15年超のRCI研究を通じて分かったこと。

Maxがメインに使っているテクニカル指標は、RCIです。

FXブローカーを通じてMT4が流通し始めたころからは、オシレーターはRCIの一択でやってきましたので、もう15年以上はRCI一筋でやってきたことになります。

この15年間を通じて、使い方には相当な改良を加えてきています。

最も大きな違いは、表示本数です。

2008年の商材リリース時は4本のRCIでチャート判断をしていましたが、商材終売後の徹底的な過去検証を通じて表示本数を徐々に増加させています。

結果、4本→5本→6本→8本、そして現在のフルバージョンは合計10本を表示するアプローチになっています。

この表示本数を増やす過程では、1日8時間程度の過去検証を数年にわたって積み重ねてきました。

つまり、RCIの検証だけで直近5年間で1万時間くらいを掛けた計算です。

このくらいの時間を1つのテクニカルの研究だけに費やすと、さすがにかなりのことが見えてきます。

そして、10年前の自分のアプローチがどれほど未熟だったかも今では分かります。

Max System FXでは、RCIを4本表示していたのですが、4本ないし5本の表示だとまだ読み取れない局面がかなり多いのです。

4本ないし5本の表示だと、かなりの裁量判断を加えなければ、今の相場では容易には取れなくなっています。

いまのMaxは、RCIは6本以上表示して、ようやくシステマティックで精度が高い実行が可能になってくると考えています。

また、テクニカルの教科書に書いてあるような「王道的な」読み取り方をRCIに適用しても、ほとんど安定したパフォーマンスを出すことはできません。

多くの場合、教科書的なRCIのエントリーでは、タイミングが2ー3歩遅いんです

この遅れの結果として、利食いをすることがかなり難しくなってしまうのです。

また、RCIは、他のテクニカルもそうなのですが、「先読み」のために使うのが正しいのです。

この先読みができるかどうかが、RCIというオシレーターを使えるかどうかの分岐点になると言って良いでしょう。

以上はRCI一筋の人間が言うことですから、少しばかり参考にしてみると、手持ちのテクニカルの使い方にも新たな視点が生まれてくるかもしれませんよ(笑)。

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